2018年から始まった、辰野町のサイクルツーリズム。
当初から官民連携での取り組みがあり、サイクリングツアーや案内看板の設置など、少しずつ町への視認化や言語化ができてきました。
サイクリングガイド養成講座など、乗り手が増える文化づくりも始まっています。
この流れを盤石化させ、そして今まで以上の交流人口を広げるべく、協議会が設立されました。
観光とは、収益化を考える上ではどうしても地域外の方向けの取り組みとなりがちです。
しかし、「移動」をともなう自転車の性質上、地域の方にも関係することです。
その「移動」から「観光」という要素で、地域内の人も取り組めるようにと、協議会は動き出しています。
会議内でも意見があったように、「観光」+「安全安心」の部分も両輪でくっつけて進めなければなりません。
同時に「健康」「環境」「教育」「ものづくり」も大切となります。
ゆっくりと、そして着実に進めてきた辰野町のサイクルツーリズム。
官民連携で何ができるのか、今後も注目です。
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